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ひざ痛

両ひざ痛のご詠歌の上手い70代の女性

病院で膝に水が溜まっていて水を抜いていたが、その時は楽になるものの
一向に痛みが改善せず、正座ができずに困っている。
膝を触診するまでも無く、腫れている。
水も溜まっているようですね。
「どこまで、正座ができるかしてみて下さい。」
すると、「ここまでです。痛いです。」
お尻と踵が付くまで、こぶし2個ほど入る。
「膝の水をあまり抜くと膝の骨が変形してきますよ。」
「水が溜まるというのは、炎症を起こしているから出てきているのであって、炎症を治そうとして出てきているよ」
「自然に治すために出てきているので、自然治癒力をさまたげて強制的に抜くのはよくないです。」
「では、身体のどこが悪いか検査していきましょう。」
「○○さんは、仙骨と足首が悪そうなのでそこを治療していきますね。」
仙骨、足首施術が終わり「ハイ、正座してみて下さい。」
「あれれっ～、できる」
「痛みはどうですか？」
「痛くないです」
膝を触診するも腫れも減っている。
「膝も細くなったみたいです」
久しぶりの正座に大喜びで次回の予約を取って帰られました。

3年前から左右交互に膝痛のスポーツ大好少女

お母さんに連れられ3年前から交互に膝が痛くて、市販の痛みどめを飲んでいました。
最近になって、両ひざが痛くなって、整形外科を受診し両ひざ炎症と診断。シップを処方。
しかし、痛み治まらず歩行痛、屈伸痛もでてきて、練習ができなくて困っている。
まずは、ひざ裏触診、くりくり圧痛。
ひざ倒し、圧痛変わらず。
つま先上げ
「はい、気持ちよくつま先上げて～」
「どんな感じ～」
「気持ちいいです」
を2回、くりくりも圧痛半減。
歩行検査、屈伸検査でも痛み半減する。
3回目でくりくり圧痛変わらず。
「んー取れないかー？ひつこいなー」
次は、圧痛法にて、
「今度のは、痛いから痛くなくなるように動いてね～」
「イタタタタタッ」と動き回る。
「あっ、痛くないです。」
「息を吸ってー吐いてー、ストン」
くりくり圧痛ほとんど消失。
歩行、屈伸で痛みもほとんどなくなり、ビックリ。
「この3年間痛かったのに。簡単に治っちゃった。」
「慢性痛だから、もう一回診せてね～」
「はいっ!」
お母さんと一緒にニコニコして帰っていきました。

О脚で膝が痛くて正座ができない、左肩が真横から上に上がらない

膝の隙間に指が５本とも入ってしまうくらいのO脚で、両膝が痛く特に右ひざは痛みが強くて正座ができないし、階段も下りは横向きで蟹歩きで下りてこられるそうです。
３～４年前から近くの接骨院へ通ったが揉み返しが良く出て駄目で、ペインクリニックでヒアルロン酸とたまにステロイド注射して痛みを抑えられています。
先日、草引きしてから左肩が五十肩みたいで水平から上にあがりません、痛いのでやはりペインクリニックでもらった湿布を貼ったり、ボルタレンを飲んだりされています。
片足踏み込みで少し骨盤が立って来ました、気持ち良さとか楽な感じは分かりません、肩の動きは良くなったが、楽になった実感がありません。
膝を伸ばして仰向けになると腰や背中がつらいので、膝を曲げて膝倒しをしようとしたら、左右とも腰が痛いので、つま先あげで腰をそらしてもらうと、気持ちよさはないけど左の膝倒しができるようになりました。
左の膝倒しで少し腰をそらすようにしてくると気持ち良さが出てきて、腰の痛いのが改善、両手の動きも軽くなったと実感されました。
仰向けで寝ると左ひざのつま先が内に向いているので、膝に負担がかからないよう太ももを支えながらつま先をうちに倒してもらうと、下半身全体に気持ち良いといわれ、かなり膝を曲げ伸ばししても痛みがなく軽くなりました。
足首の形が気になりましたが仰向けでは膝に痛みが出るようなので、うつ伏せで膝を曲げ足首を内側に捻るのを左右すると、腰から背中に気持ち良さが出て味わってもらえました。
立ち上がって歩いても、踏み台昇降用のステップに乗ったり下りたりも痛みがなく、喜んでいただけました。
О脚はまだ膝と膝が指３本くらい離れていますし、膝の痛みも正座が出来るほどには改善していませんが、姿勢を良くして歩き方に気をつけ、回数を重ねてゆけば自然と良くなると感じました。
今回もですが痛みにあまりとらわれないで、猫背とか捻りの左右差、つま先の角度など、身体の動きたい方向に注意を向ける事が出来てきたからだと思います。

右膝を打撲で膝の打撲に圧痛法

昨日、自転車で走行中、友達の自転車にぶつかり転倒して右膝を打撲した小学生が松葉杖をついて本日来院したのですが足をやっとつける位でした。
外側側副靱帯部と腓骨の小頭（膝の外側の下にあるでっぱり）に痛みを訴えていました。
骨折は認められませんでした。
基本の操体をしましたが痛みが変わらず、どうしようかと・・・？
リュウマチの患者さんに圧痛法をしていたので
「まぁーやってみよー」
と患側の膝の内側を押したのですが、
「痛くない」
健側の膝の内側を押したら
「いたたたた・・」
「痛いでしょ」
「痛く無くなるように動いてごらん」そしていろいろ動いて
「今痛くない」
「そしたらそのままにしてて」
「大きく息を吸って」
「はい吐きながら体の力抜いて」
「よしゃ歩いてみ」
「まだ少し痛いけど歩けるよ」
かなりの疼痛・圧痛・運動痛・運動制限の改善がみとめられました。
そして松葉杖は用無しになったので、置いて帰っていきました。
疼痛と関節の可動域の改善を認めます。リュウマチの患者さんにもかなり有効です。

足が痛くて膝が曲がらない

格闘技の練習で足を痛めて膝も曲がらないという方が来院。
今日で9日目でしたが、1週間目までは内出血もひどく、黙っていても痛かったということです。
座位や仰臥位では大腿部にとても嫌な感じがあり、
膝も30°くらいしか曲げられず、夜も目が覚めると言っていました。
仰臥位で踵突き出し、膝が９０°位まで曲がりました。
「これはいけるかも」
と思い、座位での三軸とiポジションでの操法、１２０°位まで楽に曲がるようになりました。
そして最後に左腕を内旋させると肩に痛みが出るということに気がついたので、
腕を外旋してもらいながら、私が軽く抵抗をかけていくと、
患者さんはベットの上に横になり、ねじれるような格好で
「気持ちいい」
と言っていましたので、
「そのまま味わって下さい」
と味わってもらうと
帰るときには膝は１５０°位まで楽に曲がるようになりました。
クライアントさんは
「何で？」
と何度もいい、
「体もすごく楽になりました」
と言って帰って行きました。

１６歳サッカー部の男子高校生

練習中に両膝を打撲
打撲した部位の筋肉が損傷してるために左膝の屈曲が困難な状態。
瞬間の出来事だったのでどのように痛めたかを覚えていないとの事で
損傷部位は痛くて当たり前なのでその他の部位を触診。
膝裏に強い圧痛があったため
触診時に屈曲位を作った状態だったので、つま先あげをやってみました
「つま先をあげてくださーい」
「おしりから腰、お腹の奥の方の筋肉も使って手伝ってあげてください」
するとなんとなく身体がうごめいてきました
気持ち良さを聞いてみましたが特に気持ちよさはありません
ただ私の手の感触は丁度つり合いが取れてるように思えたので少し続けて
ゆっくり脱力しました。
ゆっくり深呼吸してもらって再度触診、膝裏の圧痛がなくなりました
膝の屈曲も
「明らかに良くなりました」
と喜んでいただき終了。

膝痛・腰痛・両下肢の痺れ・ふらつき　以下略73歳のおばあちゃん。

仰臥位で腰痛有り、そのままちょっと腰を浮かせると激痛（顔は笑ってるけど）あり。
膝を立ててもらい「つま先上げ」をやってもらいながらカカトを踏み込んでもらいました。
腰周りとかの感じを聞いてみましたが、
「普通！」（笑）
とのこと。でしたので、そのまま膝を左右に倒してもらいました。
そこで聞くと
「まあまあ！」（笑）
との答えでしたので、ゆっくり力を抜いてもらい残心をとって離しました。
再度、腰を浮かしてもらいましたが、
本人が「あら、まあ！」
というくらい痛みが抜けてました
ついでに、膝痛半分、ふらつきも取れてました。（あら、まあ！）

終了時にひざ痛の告知

五十肩で左腕が後ろに上げにくいという人。
皮の操体で、すぐに痛み半減。
はいこれで終わりです。
すると、右膝内側の一点が痛くてたまらないとも言う。
ここも治してとも言われる。
「あのねー、そういうのは施術に入る前に最初に言ってよっ」とも言えず。
施術することに、
膝を曲げると気持ちいいと言うので曲げる操体をしてみると、
帰る時にはここ半年間、階段が痛みの為、登りにくかったのが昇降台で試してもらうと嘘のようにあがれると。
どこにかかっても良くならず、諦めていた患者さんも驚いたけど、一番驚いたのは、やってる私でした。
操体のすごさに、改めて唖然としました。