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ぎっくり腰

急性腰痛の症例６９歳男性。

本日、奥さんと娘さんに支えられて来院。
痛みが強く横になることも出来ません。
椅子に座ることも出来ません。
まずは、活法で何とか座れるようになりました。
でもそこからまったく動けない。
足もちょっとでも動かそうとすると激痛。
そこから寝ることも立つこともできません。
痛む部位は右仙腸関節付近。
右腕挙上でも腰に激痛。
そこで右腕の前腕を外ひねりにやったら気持ちがいいと言うので味わってもらいました。
そうしたら右腕挙上もスイスイ。
これは！もしかして、と思って立ち上がってもらったらあっけなくすんなり立ち上がりました。
「あれ？なんか楽になった！」
奥さんも横で見ててびっくり。
いい感じなので、そこで終了しました。

腰痛がさっぱり治らない人がいます。

たとえばぎっくり腰でものすごい激痛だとしてもたいていは日数の経過と共に回復していきます。
ところが、ぎっくり腰の激痛が何週間も何ヶ月も慢性化している人がいます。
体のバランスを調整してもなかなか痛みが取れない場合もあります。
だいたい心の問題か何か持っています。
許せない想いを抱えています。
先日もある女性の腰痛患者さんと話をしました。
「何か怒ってることないですか？」
「え～？怒ってはないけどもう諦めてる・・・」
話し出したら止まらなくなっていました。
何回か通院しててもなかなか痛みが取れないのでちょっとそのように聞いてみたら、とてもつらい我慢を毎日しながら生活していることをたくさん打ち明けてくださいました。
「誰にも相談できなかったんです・・・」
「○○さん、もっと幸せになっていいんですよ。
きっとそういうことを体が教えてくれようとして腰痛になってくれているのかもしれません。
治療終了すると、
「少し楽になったー」と喜んでいました。
腰痛に限らず、体の症状ってそういう面があるんです。
何か大切なことを教えてくれているんですね。
でもそれに本人が気がつかない限りどんな治療を受けてもなかなか根本的に良くなっていかないんです。
だから心のケアも大切なのです。

急性腰痛65歳の女性

この患者さんは1年半前に右上腕骨を脱臼骨折し、この前の12月までリハビリされていました。
リハビリでの結果は1年半かけたのによくなく、挙上や外転は90度までで痛みが走り、
広背筋部の緊張が異常にあったので、この方にも右腕からのアプローチ外ひねりにやったら気持ちがいいと言うので味わってもらい。
そうしたら右腕挙上もスイスイ。
立ち上がってもらったら、すんなり立ち上がりました。

ぎっくり腰の症例

３日前に徐々に腰が痛くなり２日目からは立っていられないほどの痛みで２日間寝ていたそうです
。寝ていても痛みが取れず、ふと気が付くと体がグニャリと曲がってしまっていて不安になりネット検索をして来院。
体はこれ以上は曲がらないだろうというほど左に曲がっていました。
施術は仰向けは大丈夫ということで、
踵突き出し、つま先上げを行い、次は膝倒し三軸を。
仰向けの状態で右に倒しやすいので、３回その動作を繰り返して、ゆっくり立っていただくと曲がりが３分の１になっていました。
その日はそれで終了。
動きも動きやすいと言っていただきました。
翌日来院、通常このぐらいの曲がり方だと少し戻ってしまうものですが曲がりはほとんどなくなっていました。
２回目施術後はほとんど痛みはなくなりました。

ぎっくり腰

昨日、今日とぎっくり腰のお客様が続いています、季節の変わり目、特に春先は体調を崩しやすいようですね。
まず座っているのが辛いので仰向けで寝てもらい、足は膝を曲げていた方が楽、膝倒しをしようとすると左右どちらもほんの少し捻っただけで痛みがあります。
そこで、両膝を開くようにして動いてもらい私は開かないように釣り合いをとっていると。
腰が少し反ってきて胸を開くような感じの動きが見えたので、
「腰を少しそらしてみて～」
「胸も開いてると楽になりますか～」
と声をかけると、
「ちょっと楽で力が入りやすい」
と言われたので、少し続けてもらい、力を抜いたら、左右に膝が４５度くらい倒しても痛みがなくなりました。
次に左右の膝倒しで首を倒したり手をひっぱたりすると気持ち良さが出てきたので、
気持ち良さを味わってもらい、後味も味わってもらいました、
この時点で寝ているときはほとんど痛みはなくなりました。
ベットに腰掛けて身体を左右に捻ると両方ともわき腹に痛みが出たので、左右のつま先を内側に捻るように調整しました。
つま先をひねると身体も捻ってくるので
「動きたい方に動いてね～」みたいに声をかけていると、
背筋も伸びてきて良い感じになったの終了。
身体を捻っても前屈しても痛みがなくなりましたから、念のため次回の予約を頂いて終わりました。

重症ぎっくりのクライアントさんが二回目の来院

今日はかなり良くなっていてスイスイ普通に歩いていました。
痛む部位は右仙腸関節付近。右腕挙上でも腰に激痛。
そこで右腕の前腕を外ひねりにやったら気持ちがいいと言うので味わってもらいました。
いろいろ身体に訊いていくうちに
「右前腕を外にひねるといい」
というところにたどり着いたのでしょうか？
やれることがないのでしょうがないのでやれることをやった、というのが正直なところです。
足も動かせないしさてどうしようと思った時に手首か腕のアプローチで
腰が良くなったみたいのを思い出してそれでやってみたらうまくいきました。